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能登牛レトルト食品の開発
能登半島地震によって受けた地域の被害と復興再建計画の立案・実施を契機に、当社は従来型の地域で待っているビジネスの取り組み方から、積極的に地域の外へ 出て行く新しいビジネスの進め方にも目を向けるようになり、地域外にも販売可能な保存性のある加工食品の開発と、地域外ではまだ認知度の低い能登牛ブラン ドの普及強化への取り組みを開始しました。
即ち、当社が長年培った肉牛加工業者としての職人技である手切りカット技術を用いて肉の切り分けを行い、老舗肉屋のコア商品である能登牛の肉の量を他社より も多く用い、当社のレシピに従って調合することで、当社直営レストランのこだわりの味が出せるレトルト食品の開発に取り組みました。
その結果、開発・販売開始した「能登牛のレトルトシリーズ」が好調な売り上げをみせ、続く新商品として「能登牛しぐれ煮」を開発・販売することにより、これら商品(能登牛レトルトシリーズ)が事業の新しい柱となりつつあります。
今後も益々能登牛の加工食品開発を積極的に行い、老舗肉屋の職人の牛肉加工の技術を用いた商品の開発・販売を行う事を当社の経営方針としております。
レトルトにこだわりのレストランレシピの風味
当社は、レトルト加工品として「能登牛レトルトシリーズ」を市場に出した当初から、昭和60年に開業し遠方から多くのお客様が車を走らせる店として認知されました。
自社直営の牛肉料理専門のレストラン「寺岡風舎」で培った「こだわりのレストランレシピの風味」を、レトルト加工品にも実現する為に多大の努力を傾けてきました。
また今回の「能登牛しぐれ煮」においても、これまで積み上げた、レストランレシピをレトルト化の中で実現するために必要なノウハウを活かしてきました。