トップページ > 希少な能登牛
- ●能登牛(のとうし)について
- ●「能登牛」産地・地域の現状
- ●「能登牛しぐれ煮」に使用される能登牛の量
- ●希少な能登牛
- ●産地明記の国産和牛「能登牛」を使用
- ●賞味期限12ヶ月の長期保存性
- ●能登牛の特性について
- ●肉牛としての品種改良
産地明記の国産和牛「能登牛」を使用
当社の「能登牛しぐれ煮」商品は、出の確かな国産銘柄牛「能登牛」を100%使用した商品で、BSE問題に対しても安全性の高い商品です。
平成13年10月に発生したBSE問題では、当初は風評被害により一旦は業績が大幅に落ち込んだものの、出所の明らかな「能登牛」に重きを置いていた当社の場合は、安全性イメージからかえって追い風となり、業績も急回復した貴重な経験を持っています。
賞味期限12ヶ月の長期保存性
当社は、企業方針としても、能登牛の全国ブランド化を強力に推進し、本事業も県外の市場に打って出ることを目指しております。
このために長期の賞味期限を可能とする包装として、透光性のある包装素材を避けて、「機密性及び遮光性を有するものに限る」と但し書きされている、「レトルトパウチ食品品質表示基準」(平成12年12月19日農林水産省告示第1680号)に基づいたレトルトパウチ包装を採用し、抗酸化の機能を有するオレイン酸との相乗効果も活用して、12ヶ月の長期賞味期限を実現しております。
「能登牛のしぐれ煮」は、「能登牛の美味しさ・質のよさ・量」「老舗肉屋の加工技術」「能登牛専門レストランのこだわりの味」「安全性」「賞味期限の長さ」「ヘルシーさ」「色彩感覚」が全部詰まった特徴のある商品です。
能登牛の特性について
能登牛は明治25年、兵庫県の但馬地方より3頭の種雄牛を導入したのを始めとし、大正13年鳥取県より8頭を導入したものです。その後、毎年少数ながら計画的に導入された牛が、現在の能登牛の元祖になったと言われております。この時代に導入された和牛は、農耕用を目的とした役牛で四肢のうち特に前駆の強健な牛であったとされています。
肉牛としての品種改良
現在の能登牛は和牛一代雑種であり、これは昭和9年に石川県が兵庫県美方郡より種雄牛1頭を導入した頃より、鳥取系と兵庫系、いわゆる体積型と資質型の和牛雑種繁殖、和牛一代雑種の生産が奨励されてからのものです。
和牛一代雑種のため体積に富み、資質良好で発育よく立派な和牛として評価され、昭和18年には県役肉牛体型標準が設定され、登録が開始されました。その後更なる肉質改良を目指し、和牛一代雑種に兵庫系の雄牛を交配させることとしました。しかし、鳥取系欠点と兵庫系欠点が体積均称に現れてしまい、晩成型になったことで肥育に要する期間が長くなり、結果として生産者の減少を招いてしまいました。
他方で、晩成型になったことは欠点ばかりでなく、改良の目的である肉質の向上効果としても表れていました。そのため肉質は他に劣らぬ良牛で、しかも松坂牛などよりも比較的赤身(サシ)が少なく、骨味等についても他に劣らぬ良牛となり、かえって能登牛の持ち味として評価されるに至っております。