当社は、明治37年に現在の地に創業し、昭和47年に寺岡畜産株式会社を設立した能登の老舗肉屋です。創業当時から石川県（県南部の加賀市・小松市を除く）の地域産業資源である能登牛を中心とした精肉店を経営し、会社設立後には食肉を中心に、加工・卸し・小売・レストラン経営と一貫した経営を行ってきました。
　また、当社代表は、当社及びグループ企業の経営に携わるのみならず、地域の発展の為に、かねてより能登牛のブランド化を悲願として来ており、能登牛の肥育農家（生産者）との連携にも積極的に係わり生産量の拡大を図ると共に、直営レストランの経営により能登牛の味の普及・ブランド化に努めてきています。

　当社は、能登牛の加工食品事業との相乗効果を期して、石川県が現在推進している能登牛の全国ブランド化事業にも、積極的に連携して行く方針です。
　また惣菜、お弁当の販売を行う株式会社フレッシュジャパン、精肉加工を行う有限会社寺岡精肉のグループ経営も行っており、牛の生産－精肉加工－販売/レストラン経営と、一貫した体制で運営しております。

【企業理念】

• 「三方よし※」の精神を忘れず常に精進し、嘘をつかない誠実な企業であり続けること。
※買い手(お客様)が喜び、売り手(企業)が喜び、世間(社会・環境)に貢献できる企業であること
• 従業員の真の幸せと生きがいを求める場として存在する企業であること。

【行動指針】

• 常にお客様の立場で考え、行動する。
• ご縁を大切にして広げ、ご縁ある全ての人々に対する責任を果たす。
• 時代の変化を先取りし、積極果敢に行動する。
• 高い目標を持ち、熱意と創意工夫でやり遂げる。
• 自己を磨き、互いを高め、結束して事にあたる。

• 1904年（明治37年）
  寺岡才一郎（初代）が旧富来町地頭町にて運送業のかたわら肉屋を始める。


• 1952年（昭和27年）
  寺岡喜一郎（2代目)が家畜商免許を取得し、本格的に「寺岡精肉本店」を開店。
  （1995年(平成7年)ショッピングセンターアスクに移転するまで同地で営業。）


• 1961年（昭和36年）
  富来町領家町（現在の寺岡畜産・てらおか風舎の場所）に肉用牛の牛舎を建立。
  翌年より寺岡一夫（3代目）が牛の生産から販売まで手掛け能登の食肉業先駆者として現在に至るまで能登地区の食肉文化をけん引。


• 1972年（昭和47年）
  食肉加工・卸販売業として法人化、「寺岡畜産株式会社」設立(寺岡一夫)
  →2017年（社長：寺岡才治）
  能登の美味しい牛肉を「てらおかの能登牛」として販売。


• 1978年（昭和53年）
  地頭町の精肉販売部門を法人化、「有限会社寺岡精肉」設立(寺岡一夫)
  →1993年(社長：寺岡才治)
  同年、牛の肥育部門を法人化、「有限会社寺岡牧場」設立。
  肉用牛の肥育、質の良い能登牛の育成を本格化。(1993年閉鎖～現在休眠)


• 1985年（昭和60年）
  「レストランてらおか風舎」(富来本店)現在地にオープン。
  (前身は、富来町地頭町精肉店裏の「すきやき・焼肉のてらおか」)
  当時、富来町の特産品を目指した富来産フォアグラを使ったフォアグラステーキを目玉商品として提供。

• 1994年（平成6年）
  「株式会社フレッシュジャパン」設立（寺岡才治）
  翌年～2019年、ショッピングセンターアスクに「スーパートミクル」開業。
  寺岡精肉本店も同ショッピングセンター内に移転。


• 1995年（平成7年）
  石川県が能登牛銘柄化推進協議会を制定。「能登牛」の規定を定め、石川県の銘柄牛として認定される。


• 2001年（平成13年）
  てらおか風舎2店舗目として「てらおか風舎金沢店」オープン


• 2011年（平成23年）
  能登牛プレミアム制度及び能登牛認定店制度が制定される。
  （能登牛認定店　第1号てらおか風舎富来本店・第2号てらおか風舎金沢店）


• 2014年（平成26年）
  「株式会社RTF」設立（寺岡一彦）
  翌年てらおか風舎3店舗目「てらおか風舎三井ｱｳﾄﾚｯﾄ北陸小矢部店」オープン


• 2017年（平成30年）
  「合同会社能登牛繁殖センター」営農開始。
  寺岡一夫・駒井優斗が代表社員となり、石川県生まれ石川県育ちの質の良い能登牛の増産のため、能登牛となる黒毛和牛子牛の生産を行う。


• 2021年（令和3年）
  (株)RTFにて公立松任石川中央病院内「レストランかがやき」の運営開始